短期売買の最高到達点 Zenith of Day trade

米国の主要経済指標を知る

指標発表時はトレードしないと言うトレーダーも多く、

それほど急激な動きが発生する確率が高い指標があります。

トレーダーは指標発表時は価格が大きく動く可能性があるということのみを知っていれば問題ありませんが、

どういうものなのか知っておいて損はないと思うのでまとめとして以下に記載しておきます。


雇用統計―非農業部門雇用者数

雇用統計は経済カレンダーでもっとも重要かつ広く注目されている指標です。

FRBは失業率を抑えるという圧力を受けているため、経済的な理由というよりも政治的な影響から重要視されています。

そのため金利政策は雇用状況から直接的な影響を受けます。

統計の月例報告は事業所調査と家計調査という2種類の調査統計から構成されます。

事業所調査では非農業部門雇用者数、平均週間労働時間数、労働時間指数が網羅され、家計調査では就業者数や失業率に関する情報が提供されます。

トレーダーは月々の失業率と非農業部門雇用者数に大きな変化があるかないのかを重視する傾向があります。


FOMC政策金利発表

米FOMC(米連邦公開市場委員会)とは日銀の金融政策決定会合に相当する金融政策の最高意思決定機関。

FOMCで決定された公開市場操作の基本方針がNY連邦準備銀行に向けて指示される。

年8回、約6週間ごとにワシントンの理事会議室で開催。

一般にFOMCでは各地区の連邦準備銀行のベージュブック(景況報告)やFRB調査統計局が提出するグリーンブック(経済報告)などをベースに議論し、

メンバーの多数決(投票)によって、政策金利であるFF金利の誘導目標や景況判断(先行きの景気・物価に対するリスク等の評価)、今後の政策方針などが決定されます。

その中でもFF金利の変更は、短期金利長期金利為替相場、株式相場などマーケットに大きな影響を及ぼします。

1日または2日間開催され、最終日に結果を発表(日本時間午前3:15、冬時間は午前4:15)

(11月の第一日曜午前2時まではサマータイムが適用されるので次回は日本時間2016年11月3日の午前3:15分に発表される)

金融危機などの際には必要に応じて開催されることもあり、雇用統計と並んで極めて注目度が高い発表です。


消費者物価指数

CPI(消費者物価指数)はインフレの主な尺度です。この指数は一定の消費財が盛られているバスケットの価格を表します。

エコノミストはCPI-U(都市部消費者物価指数)や変動の激しい食品やエネルギー分野を除外したコア・インフレ率を重視する傾向があります。

この指標は様々な活動を推進させるため、外為市場では広く注目されています。


ISM製造業景況指数

ISM(供給管理協会)は生産活動に関連する20業種に属する全米300人の購買担当者に対する調査に基づく月次複合指数を公表しています。

指数値が50超の場合は経済拡大を示し、50未満は縮小を示しています。

アラン・グリーンスパン元FEB議長がお気に入りの指標の一つだと発言したことがあることから、

この数値は広く注目されています。


小売売上高

小売売上高指数は、サンプル抽出された小売店における1ヵ月間の売上総額を表します。

この指数は個人消費と消費者信頼感の尺度として使用されます。

自動車の売上高は月ごとの変動が大きいため、自動車を除く数値がもっとも重要な数値として扱われるのが普通です。

小売売上高は季節による変動がかなり大きくなるものの、この指数は経済の全般的な健全性に関する重要な指数になっています。


消費者信頼感指数

消費者信頼感指数は、経済の状態に対する個別家計による信頼度を表します。

調査の質問表は全米5000のサンプル家庭へ送付され、そのうち約3500から回答が得られます。

各世帯に課せられる質問は

①世帯の地域における景気の格付け

②過去6カ月間における景気の格付け

③動機位置に置ける雇用機会

④過去6カ月における雇用機会

⑤過去6カ月の世帯収入

の5種類です。

解答は季節調整され、各事項に対して総合指数が合成されます。

マーケットは消費者信頼感の上昇を消費者支出の上昇の前兆ととらえ、インフレを加速する前兆か否かを判断します。


国内総生産

GDP(国内総生産)は、米国内の財とサービスの生産と消費の合計を表します。

BEA(経済分析局)は、所得をベースと支出をベースの2種類の補完的なGDP測定値を作成しています。

各四半期末の翌月に発表されるGDP速報値には、各種の未発表統計、在庫、貿易収支に関する推定値が含まれているため、極めて重要です。


貿易収支

貿易収支は財とサービスの輸出と輸入の差を表します。

米国と米国以外のすべての国々との貿易、特定の国々と地域との貿易に関する詳細、そして

個々の商品に関する商品統計が提供されます。

トレーダーは 1ヵ月間では信頼性が乏しいという理由から、3カ月期間の季節調整済み貿易数値を重視する傾向があります。


生産者物価指数

PPI(生産者物価指数)は国内生産者の販売価格の平均変化を表す指標です。

PPIは農業、電力、天然ガス、林業、漁業、製造業、鉱業を含む国内経済のほぼすべての生産業に関する価格変化を追跡します。

外為市場は季節調整済み最終財PPIとPPIが 月次・四半期・年次ベースでどのように反応したかを重視する傾向があります。


鉱工業生産指数

鉱工業生産指数は、米国の工場、鉱山、公益事業の月次物的生産量を表す指数です。

この指数は工業タイプと市場タイプに分けられます。

外為市場は総計値の季節調整済み月次変化にもっとも注目しています。

この指数の上昇は一般的に米ドルにとってプラス材料です。


雇用コスト指数

ECI(雇用コスト指数)は、四半期3カ月目の12日を末とする給与期間における雇用者数の調査に基づいています。

この調査は約3600の民間産業雇用者と100の州、地方政府、公立学校、公立病院の確率サンプルを対象に実施されます。

ECIが特に優れている点は、労働費用全体の30%にも相当する賃金以外のコストが含まれていることです。

ECIは極めて安定しているため発表時には反応がないことも多いですが、FRBのお気に入りの指標であるため注目しておいてもいいでしょう。


米財務省TIC統計(対米証券投資状況)

米財務省TCI統計は、月次ベースでの米国への資金フロー額を表します。

米国の赤字の補填が問題になってくると、この経済指標の重要性は高まります。

マーケットはその見出し数値に加え、海外中央銀行による米国政府債務に対する需要を表すオフィシャルフローにも注意を払っています。


以上です。

FRB(米連邦準備理事会)のイエレン議長の講演など、要人の予期せぬ発言でも大きく動くことがあるので

WBS(ワールドビジネスサテライト)などの経済ニュースを日々確認しておくのが良いでしょう。

ウォールストリートジャーナルやロイターの日本版もいいですが、より為替に特化し、そこそこ更新が早いもので

ZAIFX!の為替ニュースをチェックするのもいいでしょう。

 

経済指標の重要度など知らない頃に、FOMCで一撃30%以上の損失を出したことがあります。

トレードする上では絶対に外せない情報なので当日にどんな指標発表があるのかを必ず確認するようにしてください。

使用しているFX会社の経済カレンダーでもいいですし、非常に見やすいみんなの外為経済指標カレンダーなどでもいいです。

 

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コメント

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  1. 2017年 3月 16日

サイト管理人

name:T.K

2004年に国内株式の売買を本格的に開始。
225先物、FXと流れる中でコツコツドカンにより幾度も退場を経験。しかし、そのおかげで生き残りが可能な高勝率短期売買手法を構築するに至る。
2018年EA化に向けてMQL勉強中

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