今日は勝率を向上させるためのアプローチについて書いてみます。
内容的には手法のブラッシュアップに協力していただいている方ㇸの返信になりますが、解説書DLされた方にも同じような方がいると考えて
記事で返信させていただきます。
メールありがとうございました。1週間気づかずに申し訳ないです(>_<)
さて、『6月のトレード記録』について
トレード日数:14日、トレード回数:39回、トレード時間:15~19時
勝率:51.28%、損益率:0.91 獲得pips:6.7
ということで、現状では資金が増えないということですね。
前回と今回いただいた履歴から診ても、エントリーとイグジットは今のままで良いと思います。
出来るだけルール通りの売買を心掛けておられるのは素晴らしいですね。
履歴は1日分でしたが、診た感じちょっと身体が硬くなっておられるように感じました。
マウスをクリックする際など、折を見て画面から20cmぐらい頭を引いてみましょう
その時に肩を軽く三回上下して、力が入り過ぎないようにしてみてください。
今後ヒロさんが資金を増やすための改善アプローチとして適切なものは何か?
それは勝率の向上だと考えました。
月間勝率で+20%を目指しましょう。
その為のアプローチを下に挙げます。
●ポジションを保有する通貨ペアを一つにしてみる
●ミドルバンド 以下での買い、以上での売りを徹底してみる
●オシレーターorレベルストップのパラメーターを調整して転換時の損切り回避を試みる
●DSOよりも価格変動に素直なオシレーター(RCI)に変更してみる
●売買時間をズラす
ということで、ひとつづつ解説していきます。
●ポジションを保有する通貨ペアを一つにしてみる
複数ペアで売買すれば、短時間で多くの獲得pipsを得ることもできますが、
複数ペアが同時に損切りになる可能性もあり、その場合は一度で数回分の損失をだしてしまいます。
よって、『ワンサイクル・ワン通貨ペア』でやれば当日の勝率ダウンを抑えることができます。
売買回数は減少しますが、月間勝率の向上が期待できます。
結果として 安定したpipsの獲得に繋がります。
●ミドルバンド 以下での買い、以上での売りを徹底してみる
正直、ヒロさんぐらいのレベルならこれはあまり意識する必要はないと考えています。
ただし、変動幅が急拡大した場合は 機会損失になったとしてもミドルバンドまで価格が到達するのを待った方が良いと感じます。
なぜなら
①ストップ幅が広すぎる場合が多い
②変動幅拡大後のトレンドが継続するならば、値動きが落ち着いてからでも連続で獲れる
からです。
変動幅の拡大時 つまり、トレンドが発生する可能性が高い時にエントリーしなくても
ボリバン幅が落ち着いたトレンド発生中盤~終盤の上下動で2~3回エントリーできれば十分です。
有効なボリバン幅は現在検証中で正確なことは言えませんが、
パラ100だと±2σ間40pips以上になると損失が大きくなりすぎる場合が多いです。
●オシレーターorレベルストップのパラメーターを調整して転換時の損切り回避を試みる
●DSOよりも価格変動に素直なオシレーター(RCI)に変更してみる
オシレーターを変更するのは転換回避の為なので同じくくりにります。
これはオシレーターのパラメーターを大きくして、レベルストップの転換時には出来る限りサインが出ないようにして
転換発生による損失を回避or極小化する
というものです。
その時に使用するオシレーターですが、DSOのパラメーターを大きくするか、RCIを使う方法があります。
まずは一度RCIを表示してみてはいかがでしょうか。
(サブ1画面はRCI20-40の二本表示)
DSOと比較した場合、
①DSOで発生するような撤退条件が少なく、逃げ判断が難しい
②エントリー回数が減少する
というデメリットがありますが、
価格変動に より同調するのでエントリーやイグジットのタイミングはDSOより信頼性が高いというメリットがあります。
損切りの回避&極小化については動画の中ほどで解説しています。
かなり長くなってしまい申し訳ないです(/ω\)
●売買時間をずらす
レベルストップの転換が1日3~10回程度なので平均6回とすると、
損益比率1:0.7ぐらいであれば 1日15回以上売買すれば
プラスで終われる確率は極めて高いです。
が、15回以上売買するには丸一日必要ですから人間にとっては現実的ではありません。
よって、可能であれば現在の15~19時を17~21時にしてはどうでしょうか。
世界で取引量の多いマーケットにロンドンとニューヨークがあり、マーケットオープンから1時間程度は取引がもっとも活発です。
為替市場もその影響を受け、変動幅が拡大することが多いのです。
変動幅が拡大するということはトレンド転換の可能性が高まるということですから、損切りに遭遇する確率が高いと言えます。
つまり、17時から監視して17:30分ぐらいからエントリーを開始し、
21時までの3時間半で3回前後の売買を目指すというスタイルの方が損切り遭遇確率を抑えられると考えられるのです。
転換確率の低い時間帯に売買することで 負けのない日を多くすることができるので勝率アップに大きく貢献します。
ただし、あくまでもマーケットオープン付近は転換の確率が高いというもので、他の時間帯に転換が起こらないということではありません。
起こるときには時間帯に関わらず連続します。
ただ、経済指標と同じように 巨大マーケットオープンによる為替市場への大きな影響はトレーダーならだれもが認識していることですから
そこでどう動くかを確認してからエントリーを開始するほうが長期的な勝率向上に貢献する可能性が高いです。
以上を参考にしてみてください。
おススメしたいのは『売買時間の変更』と『Lotの統一』そして『価格推移の重視』、です。
確かに短期売買での勝率アップには押し・戻りでエントリーすることが重要なのでオシレーターを参考にするのは有効だと判断していますが、
価格推移から相場参加者の思考を俯瞰するように感じ取り、それを元に自分のエントリーの動機を高めることがより重要だからです。
エントリーの動機が高まれば ホールドのストレスも小さく、場を平静に視続けることもできますから
楽しくトレードできますし、エントリー精度が高くなりやたらと勝率も上がります。
正直に言えば、レベルストップやオシレーターはその診方を補助(感覚を強化し、同時に行き過ぎた思い込みを制御)する参考ツールに過ぎません。
ではでは内容が分かりにくいものがあれば後日質問いただければと思います(=゚ω゚)ノ
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TKさん、こんにちは、ヒロです。
詳細な動画での解説ありがとうございました。
体調があまり良くないみたいですが大丈夫でしょうか?
提案して頂いたアドバイスを早速実行してみたいと思います。
まず、ロンドンオープン時は避けたいと思います。
日本時間の17時くらいからトレードしようと思います。
また、ミドルバンド以下での買いも徹底したいと思います。
飛び乗りは絶対に止めなければいけませんね。というか止めます!
それから、ロスカットが連発するのを防ぐために、
クロス円のポジションを同時に複数持つのは止めます。
最近、チャートを見ていて思うことは、MACDラインとシグナルラインが
GCの状態の場合はショートは控えた方がいいのかなぁ・・・
DCの状態の場合はロングは控えた方がいいのかなぁ・・・
と思ったりしています。ただし、そうするとトレード回数は減りそうですが。
ではでは、、、
コメありです(*‘ω‘ *)
MACDがそのような状態の時は、DSOがレベル15を越えそうなあたりで買い レベル85割れ付近で売り などというように
エントリータイミングを遅らせるだけで十分だと思います。
ただ、その遅らせたエントリータイミングの時点で
前回安値を割れている場合のロング 前回高値を越えている場合のショート は
当日の変動幅に対して どのあたりに位置しているかにもよりますが、見送っても良いかもしれません。
ヒロさんなら大丈夫だと思います。
今持たれている勝ちのイメージを日々鮮明にしていけば 成績は良くなります。
『駄目なら切るだけ』『切ればすぐには死にません』
恐れることがあるとすれば、未確定の損失に対する自身の拒否反応です。
損失を出す覚悟がなければトレードすべきではありません。
損失を出す覚悟がなければ勝ち続けることはできません。
損失は悪や失敗、自己否定に繋がるようなマイナスなものではありません。
損失皆無で成功できるような山なら登る価値がありません。
損失より流れにフォーカスしましょう。
流れにフォーカスすれば損失は次の利益の可能性を高めてくれるキッカケになってくれるものです。
つまり、生き残ることを促してくれる親切なサインなわけです。
そのサインを受け取って次の勝ちへと生かしてあげましょう。
私事ですが、確かにちょっと体調がすぐれなくて
身体がめちゃめちゃ重かったりだるかったりですが木曜までに調整するので大丈夫です。
ではまたです(‘◇’)ゞ