トレード動画&規律とは何なのか?
ドル円、ユロドルの値動きが緩慢で
早期撤退したポン円とユロ円が伸びるという噛み合わない展開でした。
動画も撮っていたのですが、あまりに間延びして編集に3時間ぐらいかかりそうなので
土日に時間が余ったらやります。⇒3/14にやりました。
ドル円、ユロ円はブレイクしても良さそうなとこで動かないし
大きな資金が入って来ていないようなので
最後はユロドルで増し玉してまとめて獲りました。
高確率で下げると判断しての増し玉ですが、それでも損失になるときは もちろんあります。
どれだけ経験があろうと 予測は予測止まりですから。
その後、結果的にはドル円も予測通りの動きになりましたが
値動きが遅すぎでした(゜_゜)
最後のドル円の決済は6.8pipsですが、これはしょうがないです。
動画の中で言っていたのは、損益比率の理解と、確率論の理解についてでした。
要約すると、数撃って資金を増やすということです。
単発ヒットの思考だと 損切りを躊躇したり、ナンピンで救いにいこうとしがちになりますから
確率的な戦略は資金を増やすためには必要不可欠な理解です。
買っても負けてもそこで立ち止まらずにベットし続ければ普通に獲れるという考えです。
大幅損失の後にPCの電源落としたり マウス投げたりせずに
トレンド方向へ入り直せばいいだけです。
それだけです。
それが出来ないのは 人間の行動が合理的じゃないからですね。
人間は非合理な判断をするということを理解して、
ルールを執行し続ければよいと思います。
画面の中に規律はありませんが、画面を見つめて売買する人間の側には規律が必要ということですね。
規律というとなんか
守るべきものっ!
的な堅い感じがしますが、
規律とは
『考えずに行動する為のルール』
と言い換えることができます。
考えれば勝てるというわけでもないし、どれだけ考えても価格は動かせません。
それなら事前に作った優位性があると思われるルール通りやるのが最善の行為だと思いませんか?
日本の道路で『なんで車は左側通行なんだ?』と考える人はそんなにいません。
右側走れば死ぬ確率が高すぎるから 当たり前 で、銃で脅されたり家族が人質に捕られているから左側通行してるわけじゃないですよね。
死なないための、当たり前のルールに ほとんど思考は介在しません。
3月1日のトレード動画の中で言っている『トレード前に何をやるかの判断は終わってないといけない』というのは
トレードでは決まっていることをやるだけなので、何か複雑な考えや迷いは売買判断に介在すべきではないということです。
憂いても無益
考えても無益
慢心は損のみ
あまり思慮深さを感じないような人がトレードで(一時的にでも)勝っているのは
深く考えないからだと思います。
事前に答えが解らない
ので 答えを求めて考えすぎると そこから一歩も動けなくなります。
瞬間的にはバカ(無思考)にならないといけない
と言えるでしょう(‘◇’)ゞ
バカと仏陀は紙一重だとほんとに思います。
余談ですが、
人間はとめどなく思考し続けているので
そもそも無思考というのは瞑想に長けた人でも難しいのです。
無思考じゃなくてもルール通り執行できる能力を身に着ける方法、
それが習慣化です。
よく3か月ぐらいで習慣化が始まると言われますが
わたしの感覚だと5か月目からですね。
もちろん繰り返しの頻度にもよりますが、
だいたい半年で余計な思考が減っていき、本格的な習慣化がなされると考えています。
仕事で言うと、始めた頃は何をやるにも時間がかかるし段取りも悪い
それが半年も経つと、早くやるつもりがなくても楽に、早くできるようになります。
『楽に』
早くですからね。ココ大事です。
人間は非合理ですが、未だ生き残りこれだけ繁栄しているので適応力はそこそこあるってことなんでしょう。
適応力=改善力=進化力
トレードにおいては
勝つために必要な思考・行動を習慣化すれば誰もが常勝トレーダーに進化できると考えます。
そして、昔なぜあんなにいろいろ考えていたのか思い出せなくなるでしょう。
まー、それが慢心を呼んだりする要因にもなるのですが・・・。
彼を知り己を知れば百戦殆うからず。彼を知らずして己を知るは一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば戦う毎に殆うし。
彼とはマーケット(の優位性)、己はそのまま自分自身ってことで
まずは一勝一敗を目指すために自分の思考・行動を知り、改善するとこからスタートするのが効率的だと思います。
それにはトレードノートが一番ではないでしょうか。
ではでは 余談でした(=゚ω゚)ノ
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